こんにちは、
いよいよ紅葉の季節となってきました。
そこで東京から車を使って日帰り旅行ができる場所「昇仙峡(仙娥滝)」へ行って一足早く紅葉の写真を撮影してきました。
今回の撮影は一味違います。
そう、レンジファインダー機であるライカMを持って、風景写真を撮影してきました。
昇仙峡(しょうせんきょう)、仙娥滝(せんがたき)、覚円峰(かくえんぽう)とは?
詳しくは、山梨県の甲府市に位置する昇仙峡という渓谷内に存在している仙娥滝と覚円峰という訳です。
ややこしや。
何はともあれ、作例をご覧ください。
仙娥滝(せんがたき)の写真
今年の2021年11月上旬の仙娥滝です。
定番の構図から。
切り取られたような岩の間から、轟音とともに水が流れていきます。
両サイドには、色づき始めた紅葉が素晴らしいです。
白飛びがしない程度に明るさを設定し、黒つぶれについてはカメラの性能を信じて後から現像時に持ち上げる前提で撮影します。
覚円峰(かくえんぽう)の写真
円覚峰ではありませんよ。
東側から
西側から。
撮影した際には、このような珍現象が巻き起こっています。(笑)
ここまで、カメラマンがいるとスマホでの撮影に躊躇…。となってしまいそうですが、安心してください、撮れますよ。自分が思っているより人のことは気がつかないくらいファインダーに夢中です。(←私がその1人)
縦構図だと、この迫力です。
断崖絶壁に剥き出しの岩肌、ダイナミックな画は周囲の木々を護っているかの様です。
石門(いしもん)の写真
巨大な花崗岩に囲まれた石門。一見すると、大きな岩をくり抜いているようですが、別々の岩として独立している様子がこちら↓の写真を見る事でわかると思います。
自然の偉大さとともに、自然災害が多い昨今ですので、この現象をいつまで見られるかわかりませんね。いますぐ観に行きましょう!!
DJI mini2 ドローンを使って昇仙峡を撮影した作例
次に、スチル撮影のみならずドローンを使って空撮を行なっています。
YouTubeにて公開してます。お時間あればご覧ください。
撮影後、Final Cut Pro Xにて編集しています。ちなみに、素材が少なかったため切って貼って30分くらいで作りました。(笑)
空撮スポットとして、昇仙峡のように開けた場所はダイナミックに撮影できる反面、観光客が多いことから30m離れて飛行・離着陸させなくてはならないため、時間帯によっては非常に注意が必要です。
事前に、友人が関係各所へ許可と申請についてを確認してくれていたため、スムーズに撮影することができました。
いつも、確認ありがとうございます。
昇仙峡 ライカMで撮影した観光地の写真
ここからは、昇仙峡の無料市営駐車場から滝に行くまでの間の遊歩道や観光地で撮影した写真です。
全て、LEICA M Typ240 を用いて撮影しています。
11月の昇仙峡ですが、とても過ごしやすい気候で、半袖にマウンテンパーカー1枚で快適に過ごすことができました!
昇仙峡の紅葉も非常に綺麗で、また来たいと思う山梨の観光スポットです。
東京からも日帰りで行けるのでおすすめとしか言いようがありません。
撮影機材
カメラ:LEICA(ライカ) M Typ240
レンズ①:フォクトレンダー nokton 50mm f1.1
レンズ②:フォクトレンダー nokton classic 35mm f1.4
カメラを使った滝の撮影方法
ライカMとMマウントレンズの組み合わせですから、ピント合わせはマニュアルで。
レンズは、35mm と50mm の単焦点を使っています。
仙娥滝の場合、撮影場所から滝までの距離があるため焦点距離としては上記で問題無いかと。ズームレンズを使用する場合、24-70mmの標準ズームレンズを使用すれば問題無いと思います。
もっとも、αシリーズでの撮影においても風景撮影において無限遠を使うことが多いためピント合わせはマニュアルで行うことが多いので大きく変わりはありません。
三脚はアルカスイス互換のL型プレートを装着して撮影しています。
NDフィルターを用いる事で、シャッタースピードは1/10~2秒程度に設定して水の流れを表現します。そのため、滝での撮影は三脚が必須アイテムとなります。
ちなみに、ライカでの撮影の場合持っているNDフィルターとの口径が合わないため、レンズの前で手持ちで当てています。隙間が多いと光の反射でゴースト・フレアが発生するのでなるべく近づけることがポイント。
シャッターを押すときのショックでブレることを防ぐ目的でセルフタイマーは2秒で設定します。
これは、星空・夜景撮影でも欠かせない設定です。
CPLフィルターを使用することで写真の影響とは?
C-PLフィルター使用無し
C-PLフィルター使用
水面の反射が抑えられています。
PLフィルターは不要な反射光を取り除くことで、被写体の色彩を鮮やかに写し出します。青空を濃くし、清流や海をクリアに、新緑や紅葉の鮮やかな色彩をそのまま再現します。
つまり、滝壺の反射光を抑える事で澄んだ水面を表現する目的で使用しました。滝の流れる描写は、NDフィルターとC-PLフィルターを重ねつけする事で表現しています。
使用したフィルターはこちら↓
アクセス
住所:〒400-1214 山梨県甲府市高成町
自家用車で行く場合には、市営滝上駐車場 に駐車して向かうと、観光気分を味わうことができて舗装された遊歩道を歩くことができます。
途中、猫ちゃんが所々にいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
山梨県の観光スポットであり、昇仙峡での写真でした。
私には現在0歳の娘がいるため、こうした友人との撮影旅行に行く機会が激減してしまっていますが、体力と金銭面と奥様の許しがいただける限り、また最高の友人と撮影に行きたいと思います。
もちろん、娘や奥様とも一緒に行くことが前提です!!
家族やカップル、おひとりさま旅で。行ってみてはいかがでしょうか?
それでは、またの機会で。
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